yamachan blog  (社会派うどん人の日常)

コシのつよいうどんのような、歯ごたえのある記事をお届けします。

ゲンロンカフェ爆発寸前GIG~常見陽平の最強鬼畜カルチャースクール_前編~

*本日のエントリは途中まで厨二病全開なのであしからず……

 X(X-JAPAN)に詳しくない人にはなんのこっちゃ。

 

6/23…(日) 

ゲンロンカフェ@五反田 PM3:00

 

会場はパンクなBGMが流れ、会場には溢れんばかりの参加者…

参加者は70人を超え、マジメな話を語り合う場であるはずのゲンロンカフェは異様な雰囲気に包まれていた。

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常見陽平の最強鬼畜スパルタカルチャースクール」

〜「サラリーマン×本」について語る時、僕たちの語ること~

!!爆発寸前のGIGレポートをお届けする!!夜露死苦!!

 

メイン:常見陽平 @yoheitsunemi (私の第二師匠)

MC   :絶対童貞イケダオソト @ikedaosotodesu  (私の心の友)

ゲスト:真実一郎    @shinjitsuichiro (サラリーマン漫画の戦後史)

*@~はtwitter

 

誰だよこいつら?知らねえよ。という輩は以下のリンクをチェックだ!

http://peatix.com/event/13286

 

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が、開始時間遅れのアナウンス…

メイン登壇者の常見陽平氏の愛するXに倣ったのか??

(死んだ盟友(誰だよ…)の3D映像でも用意しているのか??)

 

 

PM 15:10  

厨二病精神・プロレス愛溢れる良PVに併せて、常見陽平とその弟子であるイケダオソトが入場!!

 

常見塾長! ロック感出してるぞ!

オソト! おい、童貞にあるまじき爽やかさだぞ!

 

 

登壇者の2人がクラッカーを鳴らして第一幕のはじまりはじまり。

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*ここからはマジメモードでお送りします。

 

今回のイベントの目的はサラリーマン×読書について考えてみよう!というもの。

自分は1ヶ月に10冊程度は本を読むのでかなりの読書家と思われるが、そういう自分の読書遍歴と今回のイベントで気づいたことを結び付けて考えてみようと思う。

 

 

◆会社で先輩から後輩に本を渡す文化

忘れもしない前職時代の配属初日。別室で自分の初めの仕事は賞与計算だと課長に告げられ、席についた後、指導社員は一冊の本をプレゼントしてくれた。

 

「賃金とは何か(楠田丘)」http://amzn.to/178U3DT

 堅い…分厚い…難しい…

 

その先輩はちゃらいのに勉強好きという不思議な性格の方だったのだが、彼のおかげで「仕事関係の本を自発的に読んで勉強するのは当然」というマインドを刷り込まれたように感じている。

K崎さん本当にありがとうございました。

 

登壇者の常見さんは、初めて後輩ができた時に、「成り上がり(世界のYAZAWA)」を男女かかわらず配ったそうだ。配る本にも人柄が表れて面白いものだ。

 

 

◆著者を食いつぶす出版界

 名著「断る力」を著した勝間女史

 

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 が、その数年後…

 

 仕事を「断る力」を発揮することができず、専門外の本まで乱発。

 

   こんなのや         こんなのまで

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決して勝間女史を批判したいわけではない。

売れっ子著者に依存し、短時間で本を乱発させるという手法を使わねば儲けることが難しいという出版界の病理。そして売れっ子著者でさえ書く本を選べなくなり、才能は徐々に枯れていく。

私には、このような出版界の現状が、一昔前のお笑い界とかぶって仕方がない。1分足らずのネタ見せ番組が乱立し、若手芸人がベルトコンベアのようにTVから消えていったあの時代。

どうなるこれからの出版界。

 

 

◆本をどう選ぶのか問題

常見さんは、本をアナログに頼って選んでいるという。

信頼できる書店、人に訊くのが一番。また新聞や業界紙での専門家による書評も参考になるとのこと。

 

私の場合、ブログのタイトルを勝手に拝借した労働界の大家" hamachanこと、濱口桂一郎 氏"のブログ書評を参考にしてお仕事関係の本を選んでいる。

http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/

 

労働分野以外で彼のような道標を見つけることができれば、より楽しく有意義な読書ライフを送ることができると思った。

 

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後編はサラリーマン著者 ”真実一郎 氏"がマンガという切り口から戦後サラリーマン世相を斬るコーナーのレポートをお送りする!

 

 

!!ばっ!!<おしまいの合図>!!ばっ!!